ホームページを運営している中小企業や自営業者の方で、
ホームページからの集客が上手く行かないと言うご相談を受けますが、
どのように上手く行かないのか?と言う私達の質問に対して、
具体的なお話が出来ないお客様が非常に多くおられます。
ホームページのアクセス解析をしておられますか?と言う質問には、やっていないとの回答が殆どです。
理由として、
・どうやって、アクセス解析すれはよいか知らない。
・専門的な事なので自分達には解らない。
・アクセス解析業者にしか出来ないと思っていた。
などの回答が返ってきます。
2000年前半であれば、確かにアクセス解析には、ある程度専門知識が必要でしたが、
現在はグーグルアナリティクスを使う事で、一般の人でも少しの勉強で分かりやすくなりました。
またグーグルアナリティクス関連の書籍なども多数出版されいますので、書籍からの勉強も可能です。
これかのホームページ運営には、アクセス解析はほぼ必須です。
アクセス解析はそれほど難しくはありませんので、ぜひ導入してホームページからの集客を成功させましょう。
今回はグーグルアナリティクスを導入方法と、解析に必要な項目を簡単にご説明いたします。
ホームページの運営にアクセス解析が必要な理由!
ホームページを運営するにあたって、「アクセス解析」をすることは非常に重要です。
日々の運用の中で、ホームページを分析し、改善していくことがホームページを成長させるための近道です。
YahooやGoogleなどの検索エンジンから、どのようなキーワードで検索されて ホームページにたどり着いたのか。 どのくらいのアクセス数があるのか。新規訪問者の数は?直帰率は?
この様な指標データを見ることで、ホームページに訪れたユーザーが「何を求めて」「どのページを見て」「何をしたのか」 が解かり、ホームページが抱える問題やユーザーの動向を把握する事ができるのです。
ホームページの解析・改善を行うことで、 ユーザーが最も欲しがっている情報を効率よく提供でき、ホームページの目標・目的を達成することが可能になります。
Googleアナリティクス(Analytics)とサーチコンソール(Search Console 旧名GoogleWebマスターツール)
Googleが提供している無料で提供するツール、Googleアナリティクス(Analytics)とサーチコンソールはホームページの状況をより細かく知るためのWeb管理者必須のツールと言えます。
【Googleアナリティクス】 【サーチコンソール】
http://www.google.co.jp/analytics/ https://www.google.com/webmasters/tools/home?hl=ja/
Googleアナリティクスについては既に導入している方も多いかと思いますが、
Googleアナリティクスだけでは解析できない部分をサーチコンソールがカバーしてくれるので、この2つを導入して初めて正確な分析が可能になります。
まずは、Googleアナリティクスを初めて導入する方に向けに解説します。
Googleアナリティクスは、Googleが無料で提供する高度なアクセス解析ツールです。
Googleアナリティクスは機能豊富ゆえに初心者にとっては使いこなしが難しいとと言われていますが、努力して活用する価値は十分あると思います。
導入のメリット
- 検索キーワードを知る事により訪問者が何を求めて訪問してきたのかがわかる
- 訪問者のホームページ内での動き(ページ移動)がわかる
- 参照ホームページからの場合は「どのホームページから来たのか」がわかる
Googleアナリティクスの導入
Googleアナリティクスを使って、ホームページのデータを収集するには、HTML に関するある程度の知識が必要になりますが、あまり難しいモノではありません。ヘルプ機能もGoogleは充実していますので、解らない事があればヘルプを参照してください。
Googleアナリティクスを使うためには、まずGoogleアカウントが必要になります。
Googleアカウントは。Gメールあるいはアンドロイドのスマートフォンなどをお使いの方であれば、すでにアカウントを持っていますので、新たに取得する必要はありません。(別のアカウントで解析をしたい場合は、新しくアカウントを取得してください)
Googleのアカウントをまだ作成されていない方はこちらから作成して下さい。
【Googleのアカウントの作成】 https://accounts.google.com/SignUp?hl=ja
1:まずは、Googleアナリティクスにアクセスして、右上のアカウント作成ボタンをクリック。
http://www.google.co.jp/intl/ja/analytics/
続いてアカウント選択ボタンしてパスワードを入力します。
選択したアカウントでGoogleアナリティクスのアカウントを初めて作成する場合は「お申し込み」をクリック
アナリティクス設定をクリックして新しいアカウントを作成します。
アカウント名、ホームページ名、ホームページのURLを入力してトラッキングIDを取得
ホームページ計測用のトラッキングコードの取得
※モザイクの部分には、トラッキングIDが表示されています。
トラッキングコードが表示されたら、そのコードをホームページのソースに貼り付けて完了です。
運営されている、ホームページがWordPressなどのCMSで運営されていれば、比較的簡単にソースコードを貼り付ける事が可能ですが、HTMLで制作されている場合は、少し手間がかかります。
もし、HTMLでつくられているのであれば、これを機にWordPressなどのCMSに変更を検討されては如何でしょうか?
アクセス解析を行うと、どうしてもある程度頻繁にホームページへの変更・修正が必要になります、そうした時に簡単にホームページの変更が出来るWordPressにしておけば、無駄な時間のロスが無くなります。またWordPressはブログとしてのCMSですので、ホームページ上にブログを簡単に追加できます。これからなSEOにブログは必須ですので、ホームページのCMS化は別の意味でこれからのホームページ運営では必須と言えます。
参考ページ:眠っているホームページを生き返らせるワードプレス(WordPress)の底力。ロングテールのSEO効果抜群!
アクセス解析の読み方
アクセス解析を利用して、自社ホームページの、直帰率、離脱率、滞在時間を調べてみましょう。
アクセス解析の基本は直帰率、離脱率、滞在時間の3つです。この3種類が解るだけでどのページに人気があって、どのページに人気が無いのか一目で解ります。
直帰率とは……
訪問者が最初にアクセス(閲覧)したページだけを閲覧して離脱した場合の割合のことです。
例えば、あなたのホームページに10人訪問してきて、
最初のページだけを見て他のホームページに移動したり、またはページを閉じたりした場合、
直帰率は100%となります。
離脱率とは……
ホームページ内のページから他のホームページへ移動したり、または、ページを閉じたりした割合のことです。
直帰率と混同しそうですが、離脱率の場合は、訪問者が何ページ閲覧したということは関係ありません。
最後に離脱したページの割合が離脱率となります。
最終成果獲得直前ページで離脱率が高いと、商品購入や資料請求などの最終成果となるアクションを起こすつもりの訪問者が、ショッピングカートや資料請求フォームなどの最終段階で多く離脱してしまうので、せっかく購入意向を持って行動を起こしてくれている見込み客を、成果獲得寸前で逃がしてしまうことになります。
関連記事: Webサイトの改善は、まずは直帰率と離脱率を見直そう!
滞在時間とは……
ユーザーが訪問全体を通じてホームページを利用した時間(分単位)のことです。
この時間が長ければ、ユーザーにとって有益な情報があり、コンテンツを見ていたと言えます。
この3つのキーワードの共通点は、
直帰率と離脱率が高ければ高いほど、また、滞在時間が短ければ短いほど
訪問者が、
「知りたい情報が得られなかった」
「興味が湧かないページだった」
「何のページか分からなかった」
などと感じて他のホームページに移動した、あるいは、ページを閉じたということが考えられます。
せっかくあなたのホームページに訪問してくれたとしても、商品やサービスの購入前、または資料請求や無料レポートなどの請求前に、他のホームページに移動したりページを閉じられることを想像してみてください。ホームページで成果を出すことが困難だ、ということは安易に想像できると思います。
そんなホームページをお持ちの方は
今すぐ、直帰率・離脱率を下げ、滞在時間を長くするという改善を行って下さい!
改善を行いコンバージョン率(成約率)を高め、ホームページからの収益を拡大しましょう。
具体的な改善方法につていは、別の機会にお話ししたいと思います。
今回は少し専門的なお話になりましたが、ホームページにおいてアクセス解析が重要である事が解っていただければ、よいと思います。
もしアクセス解析を導入したいと思ったのであれば、それはとても良い事だと思います。
解らない事があれば、下記の無料相談フォームからお問い合わせください。
Webサイトを成長させるためにはPDAサイクルを回す必要があります。解析ツールはPDCAを回すのに必ず必要なツールです。
関連記事: 小さな会社がホームページで成功する為に絶対知っておきたい運用改善のPDCAサイクル
多くの中小企業や自営業者が、ホームページを持っていますが、作りっぱなしで長期間放置しているのが現状です。しかし、その結果、競合他社に有望な見込客を奪われているかもしれません。
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