先日 お客様から「情報発信としてソーシャルメディアとビジネスブログはどちらをやるべきか?」 こんな質問を受けました。

「情報発信無くして成功なし」の時代になってきています。

時間の無い中で、ビジネスブログで情報発信をするべきか、ソーシャルメディアで情報発信すべきか迷うところです。

結論から言って両方やるべきです。

それぞれに一長一短があり、両方をうまく使っていくことにより相乗効果が生まれます。

ツイッター、フェイスブック、Google+の他、新しいソーシャルメディアが続々と登場し脚光を浴びている中で、ブログは影をひそめたかに見えますが未だに大きな影響力をもっています。

まだまだ伸びている、「ストック型」ソーシャルメディアの王道:ブログ
http://www.advertimes.com/20110831/article27866/

 

一般的にツイッターやフェイスブックなどは「フロー型」のメディアと呼ばれ、情報は時間の経過とともに流れて無くなっていきます。

ブログは「ストック型」のメディアと呼ばれ、記事を貯めておく機能を持ち、検索性が高いのが特徴です。

ブログとソーシャルメディアにはそれぞれ特徴をまとめてみました。

ソーシャルメディア(ツイッターやフェイスブック)

能動的に情報発信ができるのが最大の特徴です。ツイッターイメージ

拡散性:  瞬間的
効果:短期的効果 その場限りで終わる場合が多い。
情報の鮮度:   最新の情報が優先的に表示されて古い情報がどんどん流れて消える。
(その時限り)
情報の公共性:オープン

 

ブログ

ブログは検索エンジンによるキーワード検索が一般的なので受動的です。

拡散性:  即効性に欠けるが、蓄積され、検索エンジンにヒットしやすい。
今話題になっている記事を書いて瞬間的に拡散をねらう事も
できますが(フロー記事)
効果:持続的な効果がある
情報の鮮度:   記事は蓄積され、検索エンジンでヒットされる。
情報の公共性:クローズド

企業のWebサイトに蓄積(ストック)された情報は大事な資産であり、
これらが共有されることにより本当に伝えたいことを時間をかけてより多くの人に伝えられます。

フロー型はブームが去ったり時代の流れが変わることで新しいものに変わっていくでしょう。
MixiがそうだったようにFacebookやツイッターも例外ではありません。

新しいものに変わっても、共有できるコンテンツがどこにあるのかが重要です。

今後企業はWebサイトで認知度アップ(ブランディング)、営業活動を実現するためにビジネスブログという一本の軸を持って、良質なコンテンツを提供、蓄積し、それをソーシャルメディアで広げてもらう事が必要であると思います。

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