Q:葬儀社 神奈川県
4年程前にリニューアルを行いました、スマホ連動型サイトです。問い合わせが少なくどのようにしたら良いかわかりません。またスマホサイトも気に入りません。診断の程宜しくお願い致します

A:回答

ホームページの無料相談ありがとうございます。

ホームページからのお問い合わせがないという事ですが

ホームページのいい悪いもありますが、それ以前に集客ができていないと思います。

極端な話をすれば、
1.できるだけアクセスを集める(見てもらう)

2.成約率の高いホームページを作る

になります。

1,2のどちらでも欠けているとお問い合わせに結びつきません。

1.の場合

葬儀の場合、
①ニーズが明確で緊急性の高いユーザーに見つけてもらう
②普段から知っておいてもらい、必要になった時、指名してもらう事が必要です。

①のケース
今は何でもインターネットで探す時代ですから、PCやスマフォで自社サイトをすぐ見つけてもらうようにしておく

例えば 「横浜 葬儀」 「横浜 家族葬」 などで検索でヒットすることが最低条件です。

こういったユーザーが探すキーワード(消費者心理)を想定して、検索で御社のサイトが上位に表示されることが必要になります。(SEO対策)

②は普段から接触して、御社のサイトを知ってもらう事。

具体的には、ブログやFacebookページ(SNS)等で接触頻度を高める事です。

どんなにいいホームページを作っても、見てもらうようにしなければ 何も起こりせん。
内部の解析結果を見ていないから正確には言えませんが、ホームページにあまりアクセスが無いようです。

まず①②が最低条件で

2.では
アクセスしてきたユーザーがお問い合わせがしやすいホームページで無ければなりません。

内容としては

・他の葬儀社と何か違うのか?
・ユーザーにとってのメリット何か?
・信頼できるか?
・プランは?
・費用の目安?
・FAQ等を用意しておく
・スタッフは誰か?
・具体的な斎場の住所と地図
・利用したお客様の声(ここで大丈夫かな?という不安を払拭する内容)
・フリーダイヤル、お問い合わせフォームなどの行動喚起
等が必要です。

現状のホームページはデザイン的には普通ですが、インパクトが無いです。
見た目にインパクトも重要です(派手さでは無くて、印象に残るという事です)

PCサイトは全体に字が小さくて読みずらいです。

スマフォサイトはPCサイトと違い、滞在時間が短いです。
TOPページには見てもらいたい情報を優先的に表示しましょう。

TOPに豆知識などは不要です。

豆知識などは下層ページから検索してきた人に読ませるようにします。

プランや流れ お問い合わせに結びつくような構成・レイアウトが必要です。

下記のサイトのスマフォサイトのような
参考例
http://www.grandsougi.co.jp/

緊急時の場合は、ほとんどの方が葬儀の手配について知識が無いため、
訪問者が自らサイト内を探して、必要な情報を見にきてくれることを期待してはいけません。

プランや料金などの情報は、サイト内のどこかにまとまっていればそれでいいと思いがちですが、
緊急時に葬儀をどこに頼むかを急いで決めなければいけないユーザーの目線に立っていません。

「ユーザーの知りたい情報だけを、誰が見てもわかるように記載する」ということは前提ですが
どのページからサイトに流入しても、必要な情報にすぐアクセスできるようにページ構成にしましょう。

スマフォの方のメニューもたくさんありすぎて選択に迷います。

すっきり見やすくしないと、スマフォユーザーは短気です。すぐ離脱してしまいます。

画像もぼけているものも多いです。

画像をきれいに撮ることも重要です。

亡くなる前に葬儀のことを考えることは多くはないイメージがありましたが、
高齢化が進み、「自分のことは最後まで自分で」という考える方も増えています。

「終活」の浸透や、ネットを使いこなす高齢者の増加などで、生前に葬儀の準備をする人の検索ニーズも増加していきます。

中小企業のバイブル ランチェスター戦略はご存知かわかりませんが
地域NO.1になるための戦略です。ネットでもこの戦略は可能です。

建築・リフォーム・不動産業界もそうだったように、

ネット集客の可能性が更に広がっていきそうな葬儀業界で、
サイトからのお問い合わせを獲得していくための戦略・戦術をじっくり考えていく必要があると思います。

よろしくお願いいたします。

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