成約率の高いホームページを作成するには
如何に訪問者の心を掴み、商品やサービスを魅力的に紹介し、ゴール(問い合わせ・申し込み)まで導くかが重要になります。
顧客としたいターゲットユーザーに対して、ホームページ全体のストーリを作り、各ページを作り込む事で最終的なゴールへユーザーを導く事が重要です。その為には以下のQUESTの法則を使った手法で、ホームページを見直すことで、今のホームページがユーザーをひきつけられているのかが、わかります。もしそうでない場合は、問題箇所を手直しする事で、成約率の高いホームページにする事が可能です。
QUESTの法則~(クエストの法則)はよくセールスレター等で使われる書き方です。
QUESTの法則に沿って文章を構成し訴求していくことで、驚くほどお客様の反応を高めることができます。
「QUEST」というのは、5つの要素それぞれの頭文字を指しています。
Q・・・Qualify: 「あなたの悩みを解決できるのは、この私です」という宣言
U・・・Understand: 読み手の悩みを理解・共感していることを示す
E・・・Educate: 自分の商品やサービスの素晴しさを伝える
S・・・Stimulate: 読み手を気持ちを高揚させる部分です
T・・・Transition: 読み手への最終的な行動を言葉で促す
1.Qualify(解決の提示)
まず最初に、読み手に対して自分はどんな事ができるのか、どんなメリットがあるかを明確にし、「あなたの悩みを解決できるのは、この私です」と宣言し、解決を提示します。
基本的にお客様は、読まない・信じない・行動しないので、まず最初に「ここだったら問題を解決してくれそうだな」と思わせる事が大事です。
2.Understand(理解・共感)
「私も昔はあなたと同じように○○で悩んでいました・・・」といったような
あなたの悩みを「理解してますよ、共感していますよ」という意思表示を読み手に伝える部分です。
問題点をより明確にできるだけでなく、読み手の理解や興味関心、共感を呼び起こすことができます。
3.Educate(教育)
自分の商品やサービスの素晴しさを伝えたり、第三者の声(お客様の声等)を載せることで、いかに自社の商品やサービスがお客様の悩みを解決するのに役立つのか、理解・納得させ、伝えます。
この段階で初めて自社の提供している商品やサービスの特徴やメリットを紹介します。
4.Stimulate(興奮・刺激)
読み手を興奮させ、その商品やサービスを欲しくさせる部分です。
ただメリットを述べるだけでなく、この商品を手に入れたら実際にどう変わるのか、どんなに素晴らしい世界が待っているのかということを想像させ、読み手の気持ちを刺激し、 興奮させます。
例えばエステ 美容であれば、
Educate ・・・ 月に1回のお手入れで肌状態が抜群に良くなります。
Stimulate ・・ 自分がびっくりするくらい肌がつるつるプルンプルンになります。
5.Transition(行動)
読み手への最終的な行動を言葉で促す部分です。
何をしてほしいのかわかりやすくすることが重要です。
たとえば、このボタンを押して「今すぐ申し込む」といったふうに、どんな行動を起こしてほしいのかを具体的に示すことが重要です。
また購入特典や期間限定の割引など、最後の「ひと押し」で成約率アップをさせるような工夫も大切です。
他にも PASONA(パソナ)の法則があります。PASONAの法則も有名で、広く使われているセールスレターの法則です。
売れるホームページを作成するには、このQUESTの法則に沿って文章構成を考えながら作ると成果が出やすくなります。
成約率を高める仕掛けである「コピーライティング(文章の書き方)」一つで、売れるホームページに生まれ変わるのです。
定期的な見直しが必要です。
こうした、ホームページの見直しは、定期的に行う必要があります。
一度作っておしまいではありません。お客様の趣向(ニーズ)は常に変わります、そうしたニーズを掘り起こして、新しい提案をする事も成約率を上げる秘訣になります。